少し古い映画だが「八日目の蝉」で永作博美が髪型を変えるシーンがある。
誘拐犯の女役で母親になろうとする哀れな女性なのだが永作の気迫が凄かった!本当に演技なのか本気なのか、本気で役になり切っちゃう永作が「さいはてにて~」の映画に出てくるカフェと同じ名前のカフェを本気で作っちゃった!
そしてそのカフェが最近移転したみたいだが、様子はどんなだろうか?年齢を感じさせないけど深みのある魅力を感じさせる永作博美。彼女のファンなら一度は訪れたい素敵なカフェ。
永作博美の行動力が生んだ奇跡のカフェの詳細と、彼女の性格を探った結果をお届けする本記事は永作ファンには必見ものだよ。さー、お立合いだ!
「八日目の蝉」で見せた本気の演技
永作博美が出産後、初めて出演した映画が「八日目の蝉」である。永作本人も映画監督も同じことを感じていたようだが、子供を持つ親として抱く感情表現が迫真か否か、実際母となった永作なら期待通りに演じられる狙いがあったという。
その狙い通り、永作博美はその年の日本アカデミー賞助演女優賞に輝いた。その劇中で髪に鋏を入ればっさり髪型を変えるシーンがある。もちろん自毛であるが演技に入り込んだ永作は躊躇なく髪を切り落とす。ファンならずともショッキングな映像だが、この思い切りの良さこそ永作博美そのものじゃないか!
半端な男より潔い永作の性格は、その後の出演映画「さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~」で演じたハートウオーミングな女同士の友情の舞台となった「ヨダカ・カフェ」への思い入れがひとしおだったようで、同じ名前のカフェ「ヨダか・カフェ」を原宿にオープンさせたのだ。
そのお店の人気は大変なものだった。だって永作自らプロデュースしたお店だから、彼女の女性ファンも男性ファンもこぞってお店を訪れたのだ。その原宿のお店が移転し半蔵門に移ったのは2019年。
一体どんな感じなのか、情報を探ってみた。
半蔵門の「ヨダか・カフェ」
移転したばかりのカフェは、それはもう大変な混雑で大忙し状態だったようだ。驚いたのは永作博美本人が注文を取りにきてくれたこと!もう、ファンなら感動の涙が溢れちゃう事件だよね。
ここで頂けるコーヒーは、劇中のモデルとなった石川県にある「二三味珈琲」のものだというから永作のこだわりは半端ない。映画を見た人なら思い入れもひとしおだろう。
「ヨダか・カフェ」の情報は以下にお伝えしちゃうぞ。
住所: 東京都千代田区麹町2丁目2−16 (麹町一丁目交差点間近で看板が出てるからわかりやすい。半蔵門から歩いて1分だよ。)
「八日目の蝉」で見せた髪型バッサリの思い切りの良さ、そして映画さながらのカフェ再現などから垣間見える永作博美の性格とは一体どんなだろうか?
永作博美の人柄は?
永作博美はもちろん女優である。しかも日本を代表する演技派女優だ。当然、役に入り込んだらとことん役柄に入っちゃうのは想像がつく。しかし、「八日目の蝉」の時のように女優が自毛を劇中でばっさりは余程の思い切りがないと出来ないでしょう。劇中でテキトーに切っちゃう髪型って後で大変なことになるし、ある意味裸になるよりインパクトが強いと思っちゃうよ。
見た目は可愛いのと大人っぽいが複雑に同居する永作博美なのだが、案外性格はさばさばしているようだ。えい、やー的な行動で後先見ないようなところもあるかも知れない。でも本人は結果を気にする様子もなく、やっちゃったことは仕方ないじゃん的なあっけらかん女優に感じられる。
でも男以上にロマンがある素敵な人だ。だって、スクリーンに出てくるカフェをおしゃれに変身させて実際にファンサービスするなんざなかなか出来ることじゃござんせんよ。しかも、永作博美自らお店に出てくれるなんて他の女優さんじゃ無理無理。もったいつけて出てくるはずないから。
そういった意味では、ファンとの距離を身近にすることを大事にしてくれる、分け隔てのない交流が出来る稀有な女優さんなのだ。優しくて人懐っこい永作博美。ますますファンになりましたぜ。
まとめ
八月の蝉で見せた永作博美の自毛バッサリカットの髪型は彼女の思い切りの良い性格を端的に表した事件だった。
ある意味男っぽい性格の持ち主だ。それは思い切りの良さだけではなく、劇中に出てくるカフェを自力で作っちゃうロマン溢れる気質も男気を感じさせる。
そして今回2019年にそのカフェが移転したのだが、その際永作博美自らお客さんのオーダーを取りに奔走するサービスでファンが狂喜したのだ。その優しさ、その気配り、人懐っこさは永作博美特有のビューティーだろう。
みんな暇があったら「ヨダか・カフェ」に立ち寄ってみてよ。大好きな永作博美に会えるかもよ。