菅野美穂は現在子育ての真っ最中だ。芸能界の活動は、忘れ去られない程度にテレビやラジオのゲスト出演をたまにする程度。
しかし彼女自身の生活は充実しているようで、主婦業を多忙ながらも楽しむ様子がうかがえる。
端的な例が子供のお弁当作りだ。入念に作りすぎるあまり一時間半もかけてしまった菅野美穂に、お決まりの批判殺到だ。菅野美穂は意外と不器用かも知れない。しかし、いいじゃないか、当の本人は幸せなのだから。
ただ気がかりなのは、彼女の情熱を注ぐ対象が子供のことに傾倒しすぎてちょっぴり心配になる。
まだものごころもつかない愛息のお受験準備に力を入れすぎたり、果てはあの有名セレブが率いるセレブママ会に入会したことで、往年の菅野美穂ファンからは「らしからぬ行動」と眉をひそめる心配の声が聞こえてきた。
果たしてその実態はどうなのだろう？そして今後の菅野美穂はどうなってゆくのか？
堺雅人との夫婦関係を含めた家庭事情に迫り、今後の彼女の活動について予想してみた。
癒しキャラをもつ菅野美穂ファンはとても多い。出来れば芸能活動を再開して我々の前に元気な姿を見せて欲しいものだ。そうした願いも込めて彼女の今後を探ってゆきたい。
では詳細を以下にご覧あれ。
菅野美穂のお弁当作り
2019年放送の「痛快テレビ スカッとジャパン」にゲスト出演した菅野美穂は、子供に持たせるお弁当作りに一時間半もかけたことを公表した。
お弁当の内容は卵焼きにミニトマト、ちくわで描いた鳥の絵など大変凝った作りだったようだ。
出典：girlschannnel.net
この番組の司会進行をする内村光良も感心する出来だったようで、生きがいを子育てとする様子が端的に見てとれるのだった。時間がかかりすぎるのも、彼女の情熱が注がれるあまりの結果であり母としての愛情の深さが感じられる。ある意味、菅野美穂らしさがあって安心できるエピソードだ。
このエピソードに対して、毎度のことながら感じるのだが、誹謗や中傷が必ず寄せられることへの不快感だ。
「これだけ時間をかければ誰だって出来る。」
「時間かけた割には大したことない。普段やってないんじゃないの？」
確かに時間がかかり過ぎた感じはある。しかし、母の愛が籠った入念作だ。ちょっぴり段取りが悪くて不器用なところも感じるが、それこそ菅野美穂らしい庶民的な好感度だと言いたい。
お弁当エピソードは良しとして、心配なのはお受験を含めた教育エピソードだ。
ほんわかキャラの菅野美穂とはにわかに思えない教育ママゴンな一面を見てしまった。
教育に関するエピソード
今年2月に出演したラジオニッポン放送「KEN RADIO」で菅野美穂は、2児の子育てと家事で一日が終わってしまう日常を語った。
二人目の女の子に手を焼く菅野を横目で、ふざけている長男をみて「この性格は私の遺伝子だ。」と痛感するあたり、やはり菅野美穂は昔と変わらず我らの菅野美穂といえる好感度キャラ全開だった。
しかし、こと教育に関する熱の入れようは思わず引いてしまうほどの取り組み具合で意外だった。
０歳で英才教育をする保育園に月額15万円払って通わせたり、踊りながら英語を学べるフィットネスクラブに行かせたりと、芸能活動出来ない情熱の矛先が子供の教育に向け替えられたことが容易に理解できる。
夫の堺雅人と共に、有名私立大学付属小の説明会に参加したようだが、この時息子は僅か2歳である。
少々時期が早すぎるのが心配だ。何が心配かって？教育意識が過度になり過ぎて、子供に対する期待度が半端じゃなくなっていることだ。もしも彼女の期待に子供たちが応えることが出来ない場合はどうなのだろうか？他人事ながら熱の入れようもほどほどにと助言したい気もするが。
噂では長男のお受験は、早稲田実業初頭部を目指しているとのことだ。そういえば夫の堺雅人は早稲田大学を中退していたとのこと。何か関連がありそうだ。
教育熱心の真意
菅野美穂や夫の堺雅人が教育熱心な理由が何となく想像出来る。
この二人、キャラ的には庶民的でホンワカしたところが人気の理由のひとつだが、学業の成績は優秀で、夫の堺雅人は国立大学を志望し官僚になることを目標としていたらしい。
残念ながらこの希望は達成されなかったが早稲田大学第一文学部で中国文学を専攻していたエリートなのだった。堺はここを中退している。
菅野美穂も優秀だ。菅野美穂も優秀だ。淑徳大学国際コミュニケーション学部に進み、芸能活動多忙の理由から中退している。しっかり卒業していれば自身の国際的スキルも向上していたはずだ。
夫婦ともに止まれぬ事情とはいえ、大学中退という選択を余儀なくされたことで悔いが残っているのかもしれない。だから子供達にはしっかり大学を卒業してもらい悔いの残らぬ人生を送ってもらいたい親心なのだろう。
お弁当の力の入れようも、お受験準備も理由は同じで、子供に対する深い愛情の成せる技なのだ。
セレブママ会入会？
しかし、何事も度が過ぎるとろくなことはない。
菅野美穂らしからぬ行動といわれるのはセレブママ会入会を指すのだろう。
この会のボスは派手なイメージのある神田うのだという。別段、神田が派手なイメージだからという見た目で判断はするものじゃないが、往年の菅野美穂ファンからは心配する声が続々と届いている。
出典：wezz-y.com
「神田うの、菅野美穂に近づくな！」とか「あんな性格の人と付き合うのは止めなさい」など散々なコメントばかり。イメージが先行してしまう芸能界にあって、好感度がない女優と付き合えば自身の好感度も下がることを意味するらしい。
質素倹約な暮らしをおくっているといわれる堺と菅野夫妻だが、こと子供がらみの支出に至っては相当な出費であるようだ。さらにそれを上回るような交際費がセレブママ会でかさむことになれば家計にも響くことだろう。
単なる子育ての情報交換の場なら良いが、深く関わることは避けたいセレブママ会なのかもしれない。
エピローグ
芸能活動をほぼ休業して、子育てと家事に奔走する菅野美穂だが、お弁当作りのエピソードに見られる子育ての情熱は、英才教育やお受験準備にも感じられ、夫の堺雅人とともに大学中退を余儀なくされた自身の後悔を子供たちには味あわせたくない親心の成せるわざかもしれない。
しかし、何事もやりすぎは良くない。
セレブママ会などという聞こえの良くない集団に参加するのは庶民派好感度が売りの菅野美穂にはふさわしくない。
しかもこの会を率いるのは神田うのだ。神田がいい人か悪い人かはわからないが、交際するのにお金がかかることは想像に難くない。しかも世間の目は厳しく、菅野自身の好感度が下がってしまうのだ。
話題を提供するのが芸能人だから仕方ない一面もある。でもね、菅野美穂はセレブなんて気取って欲しくないのだ。普段着がダサくてある意味好感度がある夫の堺雅人ともども今のままでいて欲しい。
恐らく、菅野美穂は子供が中学生以上にならなければ芸能活動を本格的に再開することはないだろう。でも再び女優に戻ってきたときに、年をとってもホンワカして爽やかな彼女の持ち味を保っていて欲しいと願うのである。