第32回日本ジュエリーベストドレッサー賞のなかで、もっともジュエリーが似合う60代に選ばれた。
往年のトレンディードラマファンにとって、田中美佐子は憧れの存在だったからこの賞をもらうことで一緒に喜べたに違いない。さすが我らの田中美佐子だと胸のすくような想いがしたよね。
しかし、当の田中美佐子本人は受賞の感想を「え?」みたいな感じで実感がないみたい。
詳しく感想を聞いてみたら、そこにはほのぼのとする夫婦愛が感じられて思わずほっこり。
あまり知られていない田中美佐子の旦那さん愛について、今回の受賞を機に紹介したい。
そして田中美佐子に関わる息子とジャニーズのキーワードが気になったので、色々掘り下げて見ると今をときめくあの人とのエピソードが浮上してきた。
一体どういうことのなのか?以下誌面で詳細をご紹介しよう。
遅咲きのジュエリー賞受賞
御61歳にして、第32回日本ジュエリーベストドレッサー賞を受賞した田中美佐子。
もっと早い時期にあげて欲しかったとファンは思うだろう。しかし、この時の彼女を見て皆さんは「え?」って風に感じることだろう。だってとても60代には思えない瑞々しさ、そして美しさだ。
同じ60代の有名女優は数多くいる。
例えば宝塚出身の黒木瞳、元セクシー系の美保純など、かつては凄い人気を誇っていた面々だが、さすがに60代ともなれば見た目の衰えは隠せない。お二人ともいまだにお綺麗だが、かつての若さとはほど遠い。
くらべることがいいかどうか賛否はあるだろうが、田中美佐子にはそうした衰えが感じられない。
なぜ60代で受賞したのかは、こうした加齢変化の少なさが影響しているのだと納得する次第だ。
しかし、田中美佐子本人の反応は「え?」って感じだった。なぜ私なのってことだろう。
彼女いわく「ジュエリーとはほど遠い賞のイメージだった。」
宝石自体は好きでプライベートでは着用することもあるらしい田中美佐子だが、仕事でスタイリストから身に着けるようにいわれることはあまりないようだ。
私的なエピソードとして、旦那さんの深沢邦之氏からジュエリープレゼントがあったときのことをこう語った。
「毎年欲しいと言っていたら一度だけ誕生日にくれた。あとは真っ赤なバラの花とか、なぜか赤いものをくれるの。」そう語る田中美佐子はとても幸せそう。一度きりのジュエリーだからこそ想い出は深いのである。
結婚当時は格差婚と言われた田中美佐子と深沢邦之。このときの稼ぎは夫が月収10万円、妻は年収で1億円といわれた。しかし、愛情はお金じゃないことを見事に立証してくれたカップルとして、世間の支持は大変厚い。
目に見える物質的価値が崩れた時、真の愛情が問われるのだろうが、今までこうした経済的理由で離婚に至る芸能人は数知れない。それを考えるとこの夫婦は誠の愛情をはぐくんできたお手本カップルといえよう。
ちなみに今回のジュエリーベストドレッサー賞には、年代別に以下の人たちが名を連ねている。
50代…斉藤由貴。30代…戸田恵梨香。10代…森七奈。彼女らの年長に位置する田中美佐子が一番似合う賞だ。
田中美佐子は見た目だけじゃなく気落ちも若い。なんと、あのジャニーズとも関わりがあるという。
調べる中で、息子がジャニーズ?なんて言葉にぶつかった。「え?」おかしいぞ。
田中美佐子夫妻には娘がひとりしかいないはずだ。田中美佐子が40代で生んだ子だから10代には違いないが息子ってなんだ?
今をときめくジャニーズのあの人
それはかなり昔の話になるが、田中美佐子がまだトレンディー女優真っ盛りの頃だ。
現在は休止状態の嵐のメンバー二宮和也が中学生だったころ、田中美佐子とも交流があったのだ。
ジャニーズJrとして活躍していた二宮に田中はこともあろうにリクエストをしていた。
「ジャニーズのTシャツちょうだい。」そう言われて素直に持ってきてくれた二宮だが、そのTシャツがお粗末だった。それは、ジャニーズJrメンバーが気回しているぼろシャツだったのだ!
胸のところに「Johnny,s」とかかれ、余白にはマジックで5と書かれていた真っ赤なTシャツ。
二宮いわく「5はダンスが上手い順位の5を意味する。」
使いまわしのTシャツのくせに自己顕示欲だけはいっちょこまえだったことが良くわかる。
つまり、田中美佐子とは息子ほど年の離れたジャニーズの友達?が二宮和也だったのだ。
貰った本人の田中は汚くて驚いたという。この頃から二宮和也はケチだったのだ!
「今は?」Tシャツの所在を問われた田中美佐子はきっぱり「ないです!」二宮がっかり…。
それにしてもジュエリー賞受賞時の旦那エピソードといい、二宮Tシャツの件といい田中美佐子は赤いもののプレゼントが意図せず集まる宿命なのかもしれない。
エピローグ
格差婚を貫いた姿勢といい、ジュエリー賞を無縁と感じるところといい、田中美佐子はつくづく素朴な性格で価値観を物質的な所に置かず精神面を大事にする立派な女優だとわかった。
しかし彼女の見た目は想像以上に若く、精神年齢は若いままだと気付かされるエピソードが、息子ほど年が離れた友人のジャニーズ二宮とのあいだにあったのだ。
年代を飛び越えた交流を持つことが出来るあたりはさすが元トレンディー女優。
そしてお嫁さんにしたい女優No,1に輝いたこともある彼女だか、選んだ夫は本当に素朴な漫才師深沢邦之氏だったから世間は驚いたね。
それでも今にして思えば、田中美佐子の夫選びは大正解だったのだ。一般的には話題にも上らない夫婦愛だが、それだけにごく一般の仲睦まじい夫婦愛を想像させるのが良い。
田中美佐子という女優の本質が垣間見れて、本当に心が温かくなるね。
一見華やかな経歴を持つ美人女優なんかより、筆者には田中美佐子の方が断然魅力的に映るのだ。