最近CMで見る仲里依紗と中尾明慶夫妻が宣伝するカレンダーアプリ「タイムツリー」は実際に二人が活用しているスケジュールシェアのアプリケーションだ。
これを使うことによって生まれる利点と欠点を仲と中尾夫妻があぶりだしてくれるかもしれない。
そしていよいよ子供の小学校受験を迎える中尾ファミリー。
教育にスケジュールを割くためにもカレンダーシェアアプリは欠かせないアイテムとなるが、がんじがらめで息苦しくないのか?
いいことばかりとは限らないネット社会に一石を投じた今回の記事は、夫婦という関係を切り口に想定される様々な問題点をあぶりだす、ちょっぴりおかしくてちょっぴり真面目な読み物だよ。
あまり真剣にならないでクールにご覧いただきたいな。続きを見て行ってちょうだい。
CMに潜む社会の影
仲里依紗と中尾明慶は仲睦まじいことで知られている。CMでもちょっぴり夫婦喧嘩したりすぐ仲直りしたりと普通の良好な夫婦の代表みたいな関係をアピールしている。
この夫婦、旦那も妻も売れっ子だからスケジュールの調整はとても難しいことは想定できる。だからこそ、分刻みの役割分担が夫婦で必要なのだ。それは理解する。
ましてや、子供が7歳になり小学校受験ともなれば教育に関しても役割を分担しなければ売れっ子夫婦の場合、生活は成り立たないに決まっている。ファミリーがチームワークの良さを発揮する点では仲と中尾夫妻はもってこいのカップルと言っていい。カレンダーアプリの宣伝を任せるには適任だろう。
しかし、昨今の調査では日本人妻の50%は浮気をしているとの結果が浮き彫りになった。
良好な夫婦関係を保っている仲と中尾夫妻のようなケースばかりではない。嘘で固めた夫婦関係だったらスケジュールそのものがでたらめかもしれないじゃん。
偽物のスケジュールをそれらしく見せる為に更なる偽のアリバイを工作することだってあるもんね。それらが少しでもほころびが出て夫婦の信頼が揺らぎだしたらどうなるのかな?想像しただけでも修羅場が見えそうだね。
かたや良好な夫婦関係であっても、がちがちのスケジュールをアプリで管理されたら息が詰まるんじゃないのかな。全ての行動が見える夫婦なんてなんか変だ。扉のないトイレみたいだ。
スケジュールの内容によっては「何でこんなことやってんのよ?」なんてパートナーに理解されないに内容だってあり得るし夫婦喧嘩の火種になりかねないよね。そう考えるとカレンダーシェアアプリは便利な反面、人間の未熟な側面をえぐり出しかねない危険性を秘めているんだ。え、考えすぎ?
考えすぎならいいんだ。ゴメンね。でもネットでプライバシーが損なわれるような危険を感じる社会になってきたと最近つとに思うのですよ。
このままだと未来は
仲里依紗と中尾明慶のカレンダーアプリに焦点を当ててみたが、近い将来どんなアプリケーションが開発されるか、そしてそのアプリがもたらす様々な問題について想像してみた。
例えばパートナーの行動が嘘でないことを証明するアプリ。携帯を握るとその心拍数、血圧、発汗量によって彼が彼女が嘘をついているか見極めるアプリ。
体調不良で汗が多く出たりしいても疑われる始末に夫婦関係は疲弊し冷たく固まってしまうことだろう。もう最低じゃんね。
更には日々交わすメールについてだが、メールの文章パターンから愛情の度合いを評価するアプリ。
一年前の同時期から現在まで、パートナーの愛情がどのように上下しているか数字で判断できる優れもののツールだ。考えるだけでぞっとしませんか?勿論、今は妄想の世界。実在しないアプリです。
軽く読み流してくださいな。特に子供の受験を控えている中尾夫妻のようなファミリーは先ずはCMにあるようなカレンダーアプリを活用してみるのもひとつの選択肢ですよ、ハイ。
ならばどうする?
ネットにより便利になった社会ではあるが、同時に人の心の闇をあぶりだすような冷たさを感じるような世の中になってしまった。
そんなネット社会に振り回されないためにはどうするか?それは案外簡単なのかもしれない。
酒は飲んでも飲まれるなという。ネットは利用しても振り回されるなってことさ。
必要最低限しか利用しない。カレンダーアプリだって疲れたと感じたらやめればいい。仲里依紗がCMで宣伝しているから絶対いいことだらけってわけじゃないよね。子供が受験するから夫婦で面倒見るのは当たり前。そりゃそうだよ。でも、お互い譲れない計画でぎくしゃくするよりもその都度なまの会話で調整するのが夫婦でしょ。
カレンダースケジュールは大まかなもので良いのではと思いますよ。むしろお互いが話し合うことで細かな内容を織り込んでゆくのが夫婦円満のコツかもしれません。
所詮、アプリを使うのは人なんです。人がアプリに振り回されて疲れて気持ちが暗くなってどうするのですか?プライバシーは夫婦間でも大切だということをお忘れなく。
土足で入り込むような人間関係は、たとえ夫婦でもあってはいけないのですよ。
仲里依紗と中尾明慶夫妻はそうした心配は要らないようですが、便利なアプリにはご用心下さい。
結論
言いたいことを要約するとこうだ。
仲里依紗と中尾明慶夫妻が仲良くCMで宣伝するカレンダーアプリ「タイムツリー」は忙しい共稼ぎ夫婦にとっては便利なツールだ。
しかし、全ての夫婦に当てはまる便利アプリではないかもしれない。嘘で固めたスケジュールならこのアプリそのものの存在価値はないだろう。
子供が受験し入学するようになって、教育の分担もスケジュールシェアしたい気持ちも分かる。そんなファミリーにとってはカレンダーアプリは有効なのかも知れない。
しかし、近未来はもっと人のプライバシーを晒しだしかねないエグイ商品がネットに現れることになる可能性がある。その時、アプリに振り回されることなく、人間としてあるべき自由を勝ち取ってもらいたい。その為に夫婦のコミニュケーション、家族のコミュニケーションをこまめに取ることが肝要なのだ。
仲里依紗と中尾明慶夫妻にはネットツールに振り回される心配は必要なさそうだが、ネットツールの便利さの影に欠点も共存する可能性があることを恐れているのだ。これは、あくまで近未来の想像世界の危険性なのだが、あながち妄想とばかりは言えないだろう。
そんな心配は都市伝説の世界の事なんて笑い飛ばせる未来なら良いのだが。