安田美沙子の旦那は、辣腕のアパレル会社経営者だが欠点は女癖の悪さだった。
一回目の浮気のときはそれこそ大騒動になり、仲介者のとりなしでゆるしてなんとか夫婦仲は修復したのだが、舌の根も乾かぬうちに二回目の浮気をしちゃった。
安田美沙子は怒り心頭!即刻、三くだり半を旦那に突き付けた。と、普通ならこうした展開になると思うのだが、事実は小説より奇なり。ドキュメンタリーは意外な方向に進むのだった。
昨今の芸能界夫婦においては、やらかしちゃった夫と、それを許す妻がやたらと目立つが、エライ妻たちの心理状態や許してあげる背景などにも着目し、ある種の共通するパターンを探り出してみようと思う。
そこには思わぬ方程式が成立したりしてね。案外、一般人の夫婦関係にも当てはまるものがあるかもしてないから必見の価値ありだよ。
安田美沙子の旦那の全貌
安田美沙子の旦那は下鳥直之氏。
22歳のとき、自身の会社を立ち上げて、現在までに、国内には40店舗、海外には2店舗を構える、年商4億円のアパレル会社経営者兼デザイナーである。
その辣腕ぶりは相当なもので、開発した新製品は発売即完売するくらいの人気があるとのことだ。
安田美沙子より3歳年上のこの旦那は、実業家としては申し分ないのだが、浮気性という厄介な病気を病んでいたのだった。しかもこの病は再発し、二回目の不倫だという。
さかのぼること一回目の不倫のときは、妻の安田美沙子も激怒して、家具をひっくり返すくらいの暴れっぷりだったらしい。安田が一人目の妊娠中、2017年1月に「週刊文春」ですっぱ抜かれたことに端を発する。北川景子に似た病院勤務の二十歳女性が相手だった。
この時は、安田にとっての芸能界の母「和田アキ子」の進言によって、一回くらいは許してやれとの言葉を受け、離婚はしないと英断を下したのだった。
但し、仲介役の和田アキ子の前で二度と浮気はしませんと旦那の下鳥氏は誓ったのだから、普通なら、約束を守るのは当然だ。常識だ。人の道だ!
しかしこの旦那、こともあろうに一人目が生まれた直後、ファッション関係者の女性と二回目の不倫をしてしまうのだった。ってことは、和田アキ子の前で誓いを立ててからすぐじゃないか?
これは本当の嘘つきだ。偽善者だ。ゲスの極みだ。こうした汚い言葉でののしりたくなるほど不愉快な旦那だ。しかもこの不倫相手の女性は、不倫関係がバレない自信があるなどと心臓に毛が生えたような大胆さを持ち合わせており、何らかのイベントで安田美沙子とバッタリ遭遇しても涼しい顔でいるほど鉄面皮(鉄のように面の皮が固いということわざ)ぶりだ。
そんな非常識な(常識があれば不倫などしないが)女性と簡単に関係をもってしまう下鳥氏は、いかに財力があろうとも人間失格だと誰もが感じるはずだ。
二回目のジャッジ
一回目の不倫騒動では、和田アキ子のとりなしにより夫婦関係は修復できたが、このとき安田いわく「今度浮気したら絶対に許さない!」と警告を旦那の下鳥氏に発していたという。
だから今回二回目の浮気が発覚し、マスコミももはやこれまでかと、離婚会見を予測していたようなのだが、意外にも安田美沙子自身が許す発言をしてしまったのだ!
安田は、自身のインスタグラムで旦那が起こした騒動に対する謝罪と、この不倫がすでに過去の出来事なので、夫婦の話し合いによって解決済みだとコメントし、離婚はないと断言しているのだ。
心の中では絶対に、はらわたが煮えくり返るほどの怒りが充満しているはずなのに、それをぐっと飲みこんで、ノープロブレムと世間にアピールするときの辛さや葛藤は想像を絶するものだろう。
冷静に考えれば、芸能界もアパレル業界も派手できらびやかな一面を持つ誘惑の多い世界だ。
昨今の芸能界不倫ニュースに共通した項目がいくつか存在するようなので、例を挙げて紐解いてみたい。
昨今の不倫疑惑
アンジャッシュの渡部健と佐々木希夫婦の夫婦危機説についても、佐々木希が亭主のスキャンダルをお詫びし、離婚する気持ちがないことを明らかにしている。
女優の仲間由紀恵と、夫で俳優の田中哲司の場合も、安田夫妻と同様に二回目の不倫で大変なことになっている最中だ。しかし、仲間由紀恵も安田同様、旦那を許す決断をしている。
仲間夫妻の場合、安田の旦那のようなアパレル資産家ではないのだが、幼い子供を前にして離婚を決意することは避けたい気持ちが大きいようだ。しかも、こんなダメダメ旦那をそれでも愛しているのだから始末が悪い。佐々木希も幼い子供がいることと、亭主への想いは同じだ。
さらにこの3組夫婦が共通する条件は、旦那の方が年上だということ。そして彼らの性に関するモラルが欠落していることだ。約束しても何回も繰り返す。
筆者が予測しよう。この3人の旦那は再び不倫を繰り返すだろう。そして、その都度、この妻たちは彼ら旦那たちを許すのだ。心のうちを隠しながらね。
そうだ!もうひとつ共通する点がある。それは、どの家庭も金銭的には困らない裕福な家庭だということ。
お金に困っている人たちは、明日生きるのが精いっぱいでうわっついた気持ちで遊ぶような余裕はないのだ。この旦那たちは要するに暇なのである。
筆者だけじゃあない。お読みになっている皆さんは誰しもが思っているはずだ。
不倫している暇があったら、世の為人の為に役立つことをしてほしいものだ。有名人なら社会に及ぼす影響力は、一般人の比ではないのだから、人々が感動するような何か素晴らしいことをやって見えて欲しい。しかもそれは、心の底から改心したうえでね。
エピローグ
安田美伊沙子の3歳年上の旦那は、辣腕な実業家だが女にだらしないダメ男だった。
芸能界の大御所、和田アキ子の前で誓いを立ててもすぐに裏切る浅はかさはもう救いようがない。
しかし、一回目の浮気で相当怒っていた安田美沙子が、二回目は許さないと言っていたのにも関わらず、あっさり許す意思表示をインスタグラムで示したのだから驚いた。
ほかにもホットな不倫疑惑で世間を騒がした、渡部健と佐々木希夫妻、仲間由紀恵と田中哲司夫妻はそれぞれおバカ亭主を妻が許すという寛大な処置を施している。
この妻たちは揃って美しく魅力的な女優さんばかりなのだが、中身も立派で寛大な心を持っているのだから、旦那たちは幸せ者だ。しかし、そうした妻たちの優しさの上であぐらをかいて、何回も(渡部健の場合は何人も)不倫を重ねてしまうのだろう。
おそらくこの3組の夫婦のなかで、妻に原因がある家庭は皆無だろう。彼女たちはみな、幼い子供を抱えている。むしろ彼女らの忍耐の理由はすべて、子供たちの将来を見据えての決断なのかもしれない。裏を返せば、子育てが一段落したときこそ、バカ亭主どもが捨てられる時なのかもしれない。
アパレル経営者として成功したことが旦那を天狗にさせたのだろう。業種は違えども、渡部健も仕事の成功で、天狗になっていたから好き放題してしまったのだともっぱらの評判だ。
経済的バックボーンがなければ、このアパレル旦那はとっくに離婚されてもおかしくないのだが、将来的には慰謝料や養育費をしっかり請求されてさよならされるのがオチだろう。