嵐の松本潤に意外な交友関係が存在した。
相手は俳優のムロツヨシ。確かに一緒にいると楽しい事がありそうだ。
二人とも性格はとても良いし、相性も良いのだろう。しかし、それだけじゃなかった。
松本潤は、芸能界の先輩としてムロツヨシをリスペクトしているのだった。
それはいったいどのような部分なのだろうか?
ヒントは嵐のライブ演出にあった。そう、活動休止になるまでは松本潤が嵐のステージにおける演出や構成を手掛けることが多かったのである。
松本潤がそうした演出を手掛けるようになったのはいったいいつからなのだろう?
才能あふれる松潤が、嵐のステージを魅力いっぱいの演出でファンを魅了すること自体、ほかのアーティストでも超ベテランの域に達しない限りなかなか真似できないことだよね。
それを影でアドバイスしながらささえてきたムロツヨシも相当な才能の持ち主とお見受けした。
本記事では、松本潤とムロツヨシの関係をつぶさにご紹介し、松潤のプロデューサー的手腕が今後そのようにいかされてゆくのか仮説を立てながらまとめてみたいと思う。
読者の皆様、乞うご期待!
松本潤とムロツヨシの交友
二人の出会いは俳優小栗旬の結婚祝いの席だった。
もっとも出会い自体はもっと昔にあったと思われるが、親しく言葉を交わしたのはこれが始まりだ。
ムロツヨシは現在44歳。松本潤は37歳であり、年齢差は7歳あるので、ちょっと年の離れた兄貴くらいの感覚だろうか。
しかし、気さくで人なつっこいムロツヨシだから、松本潤との関係はもっと親密で年齢を感じさせないものかもしれない。いや絶対そうだと思う。
その証拠に、ムロとジャニーズメンバーの交友関係は幅広く、二宮和也とは二宮の家で出前をとって食事する仲だし、生田斗真とはメールで飲みに行くことを暗号化するほどの関係だ。
そのほか、堂本剛や森田剛、長瀬智也など錚々たるメンバーたちとマブダチ関係にあるというから相当砕けた性格に違いない。
松本潤などは他のメンバーに較べてやや人見知りしそうなのだが、ひとたらしのムロツヨシにかかってはイチコロだったに違いない。
しかし、松本潤が偉いのは、単なるマブダチ関係に終始しないことだ。
つまり、一見おちゃらけて見えるムロツヨシの本質の部分を見抜いて尊敬し一目置いていること。それは具体的に、松本潤自身がライブ演出を手掛けている嵐のステージについて、ムロのアドバイスを求めていることだった。
嵐の人気は言うまでもなくすさまじいものだが、これに溺れずあくまで更なる高みを目指しより良いステージをファンに提供しようとする向上心は凄いの一言に尽きる。
ではお手本としたいムロツヨシの本質とはいったいなんだろうか?
それは、舞台俳優として経験を重ね修羅場をくぐってきたベテラン俳優ムロツヨシが、みずから手掛けてきた舞台演出の経験値なのだった。
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松本潤は、嵐のライブにムロを招待し、その時の感想をたずね次の参考として取り入れている。プロの演出家として松本潤は貪欲だったのだ。そりゃ人気もうなぎ登りのはずだねー。陰の努力が半端じゃないからね。
歌手としてだけじゃなく、構成や演出を松本潤が手掛けるようになったのは、いったいいつからなのだろう?
調べてみて更に驚いたね。
いつから演出?
松本潤が、自らの歌や踊り意外に演出まで手を伸ばした時期を調べて驚いた。
それはなんと10代の頃からという。
普通のジャニーズなら歌って踊って騒がれて、それだけでも満足だろうが、松本潤はそうじゃなかった。
演出に興味を抱いた根底には、嵐ファンに喜んでもらうためにはどうすればいいのかという純粋な動機が発端だった。しかし、さすがに10代の頃では意見を通すだけの実力もなく、自分の企画はお蔵入りしてしまっていた。
しかし、松本潤のアイデアは斬新で、20代に入るころには演出に参加させてもらい、結果として好評を博し、ほかのジャニーズメンバーも真似をするほどスタンダードなものがたくさんあった。
例えば、移動しながら客席に近づく透明なステージとか、マンネリを回避するための嵐メンバー個々のコーナーなど、嵐ファンが喜ぶことをたくさん発想して成功を収めてきたのだ。
但し、その陰にはお友達(兼大先輩の)ムロツヨシから的確なアドバイスがあり、買いを重ねるにつれより良いステージに仕上がっていったことは疑いがないだろう。
ムロツヨシは嵐のライブ開演15分前にやってくるそうだ。しかも直接嵐の楽屋に入れるVIP待遇だ。
このとき、松本潤は演出の為会うことはないのだが、空っぽの松潤エリアにムロは陣取り、隣の二宮和也と世間話に花を咲かせる。
それを無言で映像録画する大野智と、遠巻きに微笑む櫻井翔。
開演15分前だよ!お邪魔するムロツヨシもおかしいが、のんびり相手をする嵐のメンバーもほんわかしていて憎めない。
こんなところが嵐の人気の理由だろうけれど、残念ながら活動休止になってしまったね。
これからはメンバーそれぞれが思う道を歩むのだろうが、松本潤はどうだろうか?
演出する側の経験値も出来てきて、いよいよ何かやってくれるのか愉しみに感じている矢先、ビッグニュースがとびこんできた。
2022年のNHK大河ドラマ「どうする?家康」の出演オファーが飛び込んできたのだ。しかも主演らしい。
一旦は返事を保留にした松本潤だが、おそらく出演を承諾することになるだろう。
それは、俳優としての経験値もあるけれど、なんといっても大型時代劇への挑戦、しかも家康役となれば日を追うごとにやりたくなるはずだ。
彼のそばには、俳優として演出家として大先輩のお友達、ムロツヨシがついているのだからね。
エピローグ
今はもう嵐として活動は止まってしまったので、松本潤はじめ嵐ファンにはやりきれない思いが残っているだろうけれど、新たに一歩はもうそれぞれ踏み出しているのだ。
もともと舞台演出や構成に興味を注いでいた松本だが、いつからか交流を始めた仲良しの先輩であるムロツヨシからアドバイスを貰いつつ、少しずつその素養を高めてきた。
今それが大河ドラマ主役抜擢という形で開花しつつある。
ぜひとも新しい松潤の門出を応援し、他の嵐メンバーの活躍も同時に見守ろうじゃないか。
きっと彼らなら大成死てくれると信じているよ。