歳の差がある姉さん女房を持つ染谷良太だが、結婚当初には嫁さんの菊地凛子の方が知名度は上だった。
しかし現在はどうだろう。
NHK大河ドラマでは信長役をゲットして、ついに全国区の知名度に達することが出来た。
それまでコマーシャルではソフトバンクの宣伝で見かけることが多く割と知名度は上がっていたのだが、そこはやっぱり大河ドラマだけあってお年寄りにも知れ渡る存在になったことはとても大きい出来事だった。
そんな信長役に対するツイッターの感想たるや、予想以上の反響だったようだ。
では一体世間の信長役に対する染谷将太への感想とはいかに?
そして一躍売れっ子の仲間入りを果たした染谷将太と、有名女優で嫁さんの菊地凛子は、現在うまくいっているのか?
ドラマとプライベート双方の近況を探り、誌面で明らかにしたい。
どうぞ最後まで見て行ってくださいな。
染谷将太の年の差嫁とは?
2006年公開の映画「バベル」で言葉を話せないろうあ者の役を演じ切り、高い評価を国内外から受けたことが菊地凛子のブレイクだった。
外国人監督の映画だったこともあり、アカデミー助演女優賞にノミネートされ、ゴッサム賞新人女優賞やナショナル・ボード・オブ・レビュー新人女優賞を獲得したことで、実力派女優としていきなり日本のメディアが、センセーショナルに取り上げたことは未だ記憶に鮮明である。
そんな鳴り物入り評価で逆輸入っぽい感じの日本デビューだったような記憶が筆者にはあるが、映画を主たるステージにしている感があり、テレビドラマでは「ライアー・ゲーム」、「モテキ」なんかに出演したが、、綾瀬はるかや石原さとみなどの超人気女優らと比較すると、さほど話題になったような印象がない。
しかし、演技力は本物で玄人受けする実力派であることは間違いなかろう。
そんな若手ホープ女優が、知名度のほとんどない頃の染谷将太と交際してるのが明るみになった事件がある。
「富士そばチュー」事件がそれだ。
白昼堂々、富士そばの販売チケット機のまえで、周囲が赤面するほどのベロチューをしたあげく、店に入っていちゃいちゃしながらおそばを食べたとさ。
2014年に週刊誌「女性セブン」がすっぱぬいて、翌2015年に晴れて結婚の運びとなった。
しかしこの「富士そばチュー」事件、よくよく紐解けば菊地凛子による後戻りできなくしたカミングアウトのようにも思える。
確かにこの歳の差をがある嫁を見ていると、染谷将太より一枚も二枚も上手な感じを受ける。
「週刊誌にも出ちゃったし、結婚しようか?」
セクシーさをも併せ持つ実力派女優の術中にまんまとはまってしまったのか?真相は闇の中だが、わざわざ派手なキスシーンまで撮らせて一般公開したことの意図はなんとなく想像出来るね。
さながらお釈迦様のてのひらでもてあそばれる孫悟空のごとく、手玉に取られた格好だ。
それもそのはず。現在、染谷将太28歳。かたや嫁の菊地凛子40歳。
その歳の差12歳とくれば熟女の罠にかかったおぼこ青年のさながらだ。しかし、惚れ合って結婚しケジメを付けたのだから文句はあるまい。
二人の経緯をリサーチした結果、案の定菊地凛子の方がアプローチして交際にこぎつけたそうだ。
先輩女優で飲み友達の桃井かおりが「年下の男性がいいわよ。」ってアドバイスしてくれたことが、染谷将太をターゲットにしたきっかけのひとつらしい。
まあ、染谷将太自身も菊地と出逢った瞬間に家族になれそう打と意識したそうだから、手玉に取られただけじゃなく彼自身も満更じゃなかったようなのだ。ご馳走様!
そんな染谷将太も、NHK大河ドラマで準主役級の織田信長役を演じるまでに成長したのだから、菊地凛子の見る目も確かだったのだろう。
ちなみにその信長役のキャラクターだが、従来の信長像とは少し異なる性格設定であり、これがおもいのほか反響を呼んでいる。視聴者が語るツイッターの言葉が影響の大きさを物語っているのだ。
ツイッターの反響
NHK大河ドラマ「麒麟が来る」での、信長役と妻の帰蝶役のからみを振り返ってみると意外に興味深かった。
従来の強気一辺倒の信長とは違い、裏切りやスランプに落ち込むと涙を流し悔しがる精神的にもろい一面をさらすキャラクター。
そうかとおもえば次の瞬間には、冷酷な無表情で残酷な決断を下したり、妙に笑顔になったりする起伏のはげしさ、得体のしれない気味悪さをうまく出していて視聴者がひいてしまうほど厄介なキャラクターだ。
ツイッターでも、この信長キャラを絶賛する声が多く、今泣いた信長が笑っているのが不気味。すごい演技と評価がとても高かった。
そんな感情の起伏が激しい信長を、巧みに操り手玉に取る嫁の帰蝶。あれ?なんか、現実と共通してない?
そう!歳の差がある嫁、菊地凛子そのものじゃあないか!
ドラマでも実際でも、染谷将太は嫁のてのひらで躍らされていることに筆者は気付かされたのである!
但し、ドラマの終盤において帰蝶は信長に愛想をつかし、故郷の美濃へ帰ってしまうのだが、菊地凛子は歳の差があるお姉さん女房として、これからも染谷将太とベタベタしながら添い遂げることだろう。
ああ、ごちそうさんでした!
エピローグ
なんだかんだと言って、世の中歳の差がある姉さん女房と結婚すると、うまくいってる夫婦って多いようだ。
なぜなら嫁が夫婦関係のイニシアティブを握る方が、旦那も気楽だし平穏な関係が保てるからだ。
ツイッターで騒がれるほど、本来の信長は不気味じゃないかもしれない。
しかし「麒麟が来る」では明智光秀が主役であり、悪役を信長に仕立て上げないとストーリーが成り立たないのは理解できる。その辺の事情をよく理解したうえで、染谷将太は見事に変人信長を演じ切ったのだから俳優として本当に有望だとも感じる。
でも染谷本人は気付いていない。
信長と帰蝶、そして染谷と菊地の関係がリンクしていることを。奇妙な一致だが、現実の染谷将太は嫁の菊地凛子のてのひらであそばされていることに案外満足しているのかもしれない。
染谷将太の性格は真面目だし、菊地凛子はお姉さん女房としての手練手管を熟知しているようなのでまず離婚はないだろう。
でもね、人前でべたつくのは少し控えてもらいたいね。少なくとも結婚した今は、公然ベロチューは止めてくださいね。お願いします。