ちょっと昔の話になるが、吉高由里子と二宮和也が共演した映画があった。
2018年封切の「検察側の罪人」だが、原作と映画脚本にへだたりがあり過ぎて、吉高由里子が不満を漏らしたらしい。
その不満の内容とは一体どんなことだろうか?
今だからこそいえる撮影裏話は、アイドルを主役に据えたがゆえの独特なエピソードだった。
追々詳細は説明してゆくが、歯に衣着せぬ吉高由里子の発言はすっきりとしていてわかりやすく共感がもてる内容だ。
そんな奔放な女優吉高由里子に似ている女優が複数いるという。
果たしてそれは誰か?似ている理由は?
ネット上で複数票いただいた吉高由里子そっくりさん有名人をあげ、実際に検証してみようと思う。
読者諸氏のご意見はどうだろうか?
賛否はあると思うが、肩の力を抜いてご覧頂きたいと切に願う。
吉高由里子の不満
2018年の映画「検察側の罪人」で、嵐の二宮和也は検事役、吉高由里子はその事務官という設定だ。

出典:natalie.mu
原作ではキスシーンにとどまらず、かなりきわどいベッドシーンが用意されていた。
二宮和也が結婚、そして第一子誕生した今となっては笑い話だが、当時の嵐メンバーは5人それぞれに独自のファン層が形成されており、映画だからと言ってラブシーンを容認するほど寛大な取り巻き連中じゃなかった。
「絶対にキスやベッドシーンはさせないで下さい。」キャストが二宮に決まったときから、ヒステリックなファンたちによる投稿やクレームが相次いだのである。
しかもお相手となる女優が映画「蛇とピアス」で大胆ヌードをお披露目した吉高由里子とわかると、二宮ファンの絶叫ヴォルテージはマックスに達した!
「やめてよ!私のニノが汚れちゃう。」ってな風にまるっきり恋人か女房きどりの女子が大量発生したとさ。
また当時は、二宮和也とフリーアナウンサー伊藤綾子との結婚話がまことしやかに取り沙汰されていた時期でもあったから、二宮周辺はピリピリ感満載だったのだよ。
興行収入20億円といわれる「検察側の罪人」だが、蓋を開けばまったく面白みのないラブシーンが展開されていたのだ。
ジャニーズきってのスーパーアイドル嵐のファンに配慮してのことだろうが、原作とはかけ離れたドキドキ感のない濡れ場だった。
具体的には、ことが終わった後の二人がトークする場面が見せ場にされたので見る側はがっかりだ。しかも、シーツを羽織って二人が会話するシーンは、お互いの頭の向きが逆。
さらには、仰向きになった開脚ポーズだったから観客から失笑を買ったのだ。
「生々しい。」「何をしたあとでこういうポーズになるのか?」「想像するだけで気落ち悪い。」
撮影側はサービスのつもりがあったかもしれないが、飛んだお笑い草になってしまったようだ。
とうとう相手役の吉高由里子が爆発した。
「あんなの濡れ場じゃない。」体を張った「蛇にピアス」の実績があるだけに説得力がある吉高の意見。
遠慮なくズバズバ言い放つ吉高由里子の性格は心地よくさえ感じる。
しかし、吉高由里子の別の側面では超天然エピソードが満載だ。以下にその例を挙げるが、同時に吉高由里子に似ているといわれる有名人が複数いるという。
ネット上で複数意見を持つ彼女らを紹介し、どこが似ているか確認してゆこう。
吉高由里子天然エピソードとそっくりさん
吉高由里子は前述のように、二宮和也とのキスシーンや濡れ場に関してリアリティーがないとズバリ言ってのける発言力は魅力のひとつだろう。
しかし一方では(トンデモ発言)がポンポン飛び出しているのに本人はあっけらかんとしていて見る者を呆れさせる。
一歳年上の高良健吾と共演した際、「高良君が共演で良かった。好きだよ。」簡単に言っちゃうけど好きの意味が軽すぎだと後になって分かる始末。高良健吾はタジタジだった。
2014年大晦日の紅白歌合戦では紅組司会を務めた吉高だったが、多くの著名な友人たちが励ましサープライズでやってきたのだった。
それを見て感極まった吉高は涙ぐんでしまった。感動のワンシーン。次の瞬間。
「何でみんなここにいるの?ひまなんですか?」天然を通り越すぶっ飛び発言は語り草となった。

出典:sankei.com
コマーシャルでは、「ハイボール!ウイーッ!」が人気となったが、実際に酒を飲んだ時もウイーッは素でやると近藤春奈が言っていた。しかし、気にしそうも無いようなところを気にするエピソードには、ハイボールのCMが有名すぎて自分がハイボールを注文すると笑われるから頼めないってところも面白い。
こんな吉高由里子に似ているって言われる女優が何人かいるらしい。
一人目は榮倉奈々。吉高由里子とは同い年でしかも仲がいい。しかし、筆者が見る限りちょっと見程度のそっくり度だ。正直それほど似ていない。

出典:cinematoday.JP
二人目は戸田恵梨香。歯並びが特徴的な戸田は笑顔が吉高と似ていそうだ。でもそっくりではない。

出典:oricon.co.jp
三人目は三浦恵理子。この人はビジュアル的に一番似ているように感じる。顔の作りは酷似している。

出典:ameblo.jp
しかし性格的なそっくりさんは存在しない。こんなぶっ飛び女優は早々いるはずがないのだ。
吉高由里子のトンデモエピソードは枚挙にいとまがない。あまりに多いので割愛するがそれでも憎めない人、愛されキャラなのである。
吉高の超天然は、半端な芸人では太刀打ちできないほどコメディー要素が溢れている。
彼女が将来中高年になったとき、その真価を発揮する時が来るのだと感じるのだ。え?その時彼女の立ち位置はどうなっているかって?
正直解らない。司会も出来るし体を張った演技も出来る。女優の肩書きか、それとも芸人か。
いずれにせよ笑いの絶えない立ち位置には違いないだろう。
エピローグ
二宮和也とのキスシーンとか濡れ場に不満を示す吉高由里子はプロ根性のかたまりだと思わせる一面が出た。
だけど、ひょっとしたら映画にかこつけて二宮和也を味見したかったかもしれない。
そんなことを突っ込んで質問したら、あっさり白状しちゃうかもしれないのが吉高由里子なのだ。
吉高は何を発言しても平気。周りのことなど気にしないのだ。
そんな吉高由里子に似ているといわれる有名人は何人かいるようだが、あくまで見た目の問題だ。
性格的なところは似せようにも真似なんかできない。
だってそれがぶっ飛び女優吉高由里子なのだから。