ルックスもよいし性格も明るい中川翔子だが、なかなか結婚しない(する気がない?)。
令和3年の誕生日を迎えれば36歳になるときいて驚いた。ついこの間までは20代後半だったのに…と筆者は勝手に思っていたのだが。
周りの心配をよそに、中川翔子は相変わらずのマイペースだ。仕事だって興味のあることしかやらないフシがある。ただし、好きなことは全てとことん追求し、プロ並みの領域まで達しちゃうのだから恐れ入る。
いや、映画のセーラームーンでは実際声優をやっているし、うまいと評判だから既にプロなのだ。
さらに自身のツイッターまでセーラームーンが登場する始末。
中川が特別執着するジャンルがアニメだろう。なかでもセーラームーンは特別らしい。
じゃあどのくらい好きなのか?彼女の活動から垣間見えるセーラームーン愛について色々考察してみたい。
セーラームーンが好きならばどこまで極めたのか、中川翔子の実力を拝見したいと思う。
好きだから極める
中川翔子はアニヲタだ。
好きなアニメの道を、タレントとして持ってるツテ全て駆使しながら、趣味と実益双方を満たして来た。
彼女自身のツイッターではこう語っている。「一日一回はセーラームーンのことを考えている。」と。
年齢的には小学校高学年の子供がいてもおかしくないのに、男のことじゃなくセーラームーンのことを毎日考えているっていうのはいささか引いてしまう。
外見はとても可愛く、女性らしさも近年感じられるようになったと思えばこそアニメ趣味いのちの中川翔子は正直心配でならない。
しかしながら、一度踏み出すと徹底的に極めちゃうのが中川流だ。
2015年の劇場版「セーラームーンCrystal」ではとうとう声優デビューしちゃうのだった。
それは黒猫ルナと白猫アルテミスの間に生まれた娘ダイアナの役だ。たかが猫の役とあなどるなかれ。
中川翔子はこの抜擢に大興奮。そしてその実力はまさに成り切りで、ファンの間からは「うまい!」と絶賛されたのだった。以来、令和の現在に至るまで一貫してダイアナ役をアフレコする信頼のオファーを受けるのだ。
中川翔子は仕事以外でもセーラームーンをアピールしている。中でも自身のツイッターでは、セーラームーンのイラストを自筆で描いているのだが、その実力はプロの漫画家顔負けの腕前で、これを見たファンからは上手すぎるとか、待ち受けに使いたいとか大盛り上がりを見せている。
とうとう看板パーソナリティーに
アニヲタが高じてレギュラー番組を任されるまでに至った。
NHK-FMで毎週土曜日14時~16時に放送のアニソンアカデミーは、様々なアニメソングを紹介しながら、そのアニメにまつわるエピソードやゲストの声優にインタビューしたりするアニメヲタク必聴の番組だ。
その番組でレギュラーのパーソナリティーを務める中川翔子は、アニメ全般の引き出しを豊富にもっていることが強みで大抜擢されたのだと思われる。彼女自身うまい声優だと高評価される存在だから、プロの声優たちとアニメ談義するのは楽しくってしょうがないのだ。
しかしそれだけじゃない。この番組「アニソンアカデミー」の校歌の作詞まで中川翔子が手掛けたというから半端じゃないヲタク度だ。本業のタレント仕事そっちのけで完全に常軌を逸しているが、NHKもノリノリで彼女に任せちゃってるし好き放題やっても構わないみたいな雰囲気がある。
オフのプライベートでも、前述のツイッターでセーラームーンのイラストを公表するほど中川翔子の体内にはアニメ細胞が充満している。
そしてそれはとうとうステージで歌うまでに昇華したのだった。
美少女戦士セーラームーン20周年MTV Live音楽會2014では、ステージで熱唱しファンを魅了する始末。
彼女のお仕事の大部分を占めるまでに至ったアニメの世界。果たして中川翔子はこの底無しワールドから抜け出すことは出来るのだろうか?
中川翔子の未来
結論から言おう。
中川翔子はアニヲタから抜けることは不可能だ。それはなぜか?
理由は2つある。ひとつは中川自身がアニメいのちの人だから。アニメのために嫌いな仕事もやるとか、そういう人じゃない。好きじゃないと仕事もしないのだ、中川翔子は。
もう一つの理由、それはアニメを極めているからそれでメシが食えちゃうって現実だ。
歌を歌えば父親譲りの美声だし、ツイッターで見せるセーラームーンのイラストも本家の漫画家以上の出来だ。声優もうまいしトーク番組もアニメ知識がモノをいうほどの玄人なのだ。
しかしファンからすればもったいない。アニメ以外の女優業とか興味を持てばきっと大成すること間違いないのに惜しいことだ。
そして彼氏など浮いた話もない。問いただせばアニメが恋人だというに違いない。
それで中川翔子自身が幸せならばそれでいいのだろうが、ファンはやっぱり心配なのだった。
エピローグ
中川翔子は少し変わった性格だ。
アニメ大好き以外にも深海魚が好きだったり、普通の女の子が通る道から完全に外れている。
しかし好きなことには驚きの才能をみせるからたまげる。セーラームーンの猫になり切り声優をつとめた際はうまいと大好評だったし、ツイッターで描いて見せたセーラームーンのイラストは玄人はだしの出来栄えだ。
歌も上手けりゃトークネタも豊富だから生粋のアニヲタといえよう。
普通のタレントとして中川翔子が生きてきたとしたら一体どこに辿り着いていただろうか?
案外、アニメに救われたタレント人生なのかもしれない。好きこそものの上手なれとはよく言ったものだ。