「できちゃった婚」を経て、3カ月の産休をとり春先ラジオ復帰した滝川クリステルだが、かつておもてなしスピーチをしたころから結婚まで一貫してトレードマーク化していたショートヘアーの髪型に現在は変化があった。しかも彼女らしさを感じないし違和感さえおぼえる様相だ。
電撃結婚発表があった折には、旦那である小泉進次郎の父親で元総理大臣小泉純一郎氏が「滝川クリスタルさん」なんて息子の嫁の名を間違えたことからなごみムードが漂ったが、出産を終え復帰した滝川の姿を見たら洒落にならなかったほど老け込んで見えたのだ。
これは単に、髪型の変化のせいではない。やつれて疲れ切った滝川クリステルの抱える問題は一体なんなのか?
それはかつて滝川が行った、オリンピック誘致のおもてなしスピーチ内容に隠されていたのだ!
いったいどういうことだろう?おもてなしスピーチを改めて思い起こしながら、滝川の身に起きたアクシデントに照らし合わせて検証してみたい。
ご興味のある読者の皆様にはどうかごゆっくりご覧頂きたく、最後までお付き合いをお願いしたい。
早すぎる復帰
2020年1月17日、滝川クリステルは無事男子を出産した。出産前の準備期間を含め、取得した産休は僅か3カ月。復帰したのは4月だったが、折しも巷ではコロナウィルスのまん延で大騒ぎだった時期だ。
復帰した番組はラジオ放送であり、J-WAVE「サウージ!サウダージ」が番組名だ。
さすがアナウンサー兼キャスターだけあって、コロナ感染の注意喚起と励ましのコメントを語った滝川だったが、リスナーの反応は意外にも冷ややかなものが多かったようだ。
「一児の母ならこうした時期に、感染の危険を冒して復帰すべきではないだろう。」
おおかたの意見は上記の内容に集約されたものだったのだ。しかし、こうした忠告も何のその。
今度は5月26日放送のTBS系バラエティー番組「教えてもらう前と後」にメインMCとして復帰したのだった。
一体なぜ、そうまでして芸能界復帰を急ぐ必要があったのだろうか?
背景に潜む事実等々は後述するとして、先ず我々視聴者が驚いたのは滝川の変貌ぶりだった。
産後のミセスとしてある程度のルックス変化は許容範囲として想定していた方も多いかと思われるが、さすがにやつれた感じまでは誰も想像していなかっただろう。
したまぶたは化粧で誤魔化してはいるけれども、明らかにしわが影響し老化を感じさせる。
現在の髪型だって以前のような若さは感じられない。こころなしかてっぺん部分は薄く感じる。
すくなくとも、オリンピック誘致のおもてなしスピーチから結婚報道までは、彼女特有のボリューム感溢れるふっくらした黒髪のショートヘアーは健在だったはずだ。
更に彼女の劣化した様相は、髪型だけの問題ではないと一見して分かる。
顔の中身はおばちゃんになってしまった。目元の変化だけで若さが消えうせたのだ!おおこわ!
このようなルックスで視聴者の前に現れること自体、滝川にとっては不本意なことだろう。
しかしながら、そうまでして復帰を急いだ理由があるはずなのだ。その理由とは一体何なのだろう?
小泉進次郎、滝川クリステル夫妻を取り巻く出来事の数々を探り、滝川本人の心情を紐解く必要があると筆者はにらんだのだ。
夫婦の出来事
火のない所に煙は立たぬ。19年暮れの週刊文春には、小泉進次郎氏の不倫疑惑が報じられた。
小泉のお相手はなんと滝川クリステルの友人らしいのだ。しかも彼は政治資金を使って軽井沢の地で密会したというから穏やかじゃない。
もともとは滝川との結婚前に小泉が別れた相手だというから、本来は過去の人となるはずなのだが、2019年の密会となれば、折しも滝川が出産間近のタイミングじゃあないか!え?進次郎さんよ。
彼自身は環境大臣として骨身を削る日々を送っているだろうが、はからずも家庭環境は良くなかったようだ。この不倫疑惑がまず一点目。
二点目は、2019年9月に発足した第4次安倍再改造内閣で入閣した15人の保有資産を公開するにあたり、小泉夫妻の妻側資産が3億円近い額にのぼることが明るみに出たのだ。
この額は入閣者の資産の中でもトップ、しかもダントツの額だ。この金額を見た有権者たちはどう感じただろうか?所詮、政治家なんてこんなものさ。国民の血税の行方なんて気にも留めちゃいない。
そんな風にねじれた考え方ばかりじゃないにせよ、一般人が抱く小泉夫妻の心象は良くないだろう。
これを慌てて誤魔化すがごとく、滝川は動物愛護団体に2,000万円を寄付。同時に、犬猫殺処分ゼロを提唱する団体、一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルを設立。これに呼応するかの如く、小泉進次郎氏はペット過剰繁殖を規制する条例を本格的に検討してゆくことをアピールしている。
自らの資産問題の矛先を、寄付&団体設立に置き換えて世論を交わそうとしたのだが、世間の目はそうそう甘くはなかった。むしろ、彼ら夫妻の印象は悪くなる一方だった。
上記2点の問題について、表向きは火消しをしながら夫婦円満を装ってはいるものの、夫婦間はかなりぎくしゃくしていると筆者は確信したのである。
妻の有り余る資産については、夫の進次郎にも言いたいことはあるだろう。しかし、結婚後も続く不倫関係については滝川に同情する世論は強いとみる。
滝川本人の現在の心情は、かつて彼女自身が行った、おもてなしスピーチ内容にその全てが隠されていたことを筆者はついに発見してしまったのだ。
おもてなしスピーチの言葉
かつて、東京オリンピック誘致のスピーチで、滝川クリステルは誇らしげにこう語っている。
「JRで財布を落としても心配はいりません。落とし物の届け出は日本人が持つ善意で必ず実行され、落とし主に戻ってきます。」つまり、正直であることは日本人の美徳であると胸を張ってアピールしているのだ。
それゆえに、みずからが稼いだ資産について正直に公表したのだ。それの何が悪いの?
しかも、夫の進次郎は不倫を続けながら正直に妻への届け出をしなかったことは背徳そのものだろう。
結論。私、滝川クリステルは正しい。しかし夫の進次郎はまちがっている。
そして滝川はこうも言った。「おもてなしとは、心からいつくしみお迎えすること。」
夫がおもてなしした相手は、妻ではなく妻の友人だった。
折しも、東京オリンピックはコロナ感染で延期となり、滝川が公に外国人をおもてなしする機会は失われてしまったが、せめて環境大臣の夫には家庭環境を改善すべく、妻子を温かくもてなしてほしかったと思っていたはずだ。
滝川クリステルの現在の髪型や顔の劣化については、彼女の今後の運命次第で好転することはあり得る。しかし、政治家の妻として仮面夫婦を演じ続けるのであれば、更なるルックスの老化も否めないだろう。一説では小泉夫婦の離婚は秒読みと言われているが、離婚のほうが幸せと言えなくもないと感じてしまうのは筆者だけでは無いような気がする。
エピローグ
歯に衣着せぬ表現をすれば、滝川クリステルは出産という大きな仕事を終えた今、すぐにでもかつての自分のフィールドを取り戻したい一念があるからこそ僅か3カ月という産休を経てスピード復帰を果たしたのだろう。
もちろん、家庭を心底愛する気持ちがあれば、もう少し違った復帰が出来たかもしれない。
しかし、夫への不信感を抱いたまま、政治家の妻というややこしい立ち回りをしなければならない彼女は、自身のシェルターとして芸能活動を選んだことに間違いはない。
ストレスで頭頂部がやや薄くなった印象の現在の髪型や、目元のしわ感は見る者の同情を誘う。
しかし、有り余るほどの資産を保有し世間にそれが知れ渡ったことで、世論の矛先を交わすための動物愛護活動や寄付などはもはや見え見えだし、政治家の妻らしき頭脳プレーと言えそうだ。
結婚相手もチョイスにチョイスを重ね、政治家のサラブレッドを選んだあたりは、ある気味でしたたかだしライフプランは綿密に計算し尽されているかに見える。
しかし、思い通りにいかないのが人生というもの。夫との信頼関係が揺らぎ始めた今、滝川の人生は大きなターニングポイントに差し掛かっているのかもしれない。
かつてのおもてなしスピーチが東京オリンピックの誘致に多大な効果をもたらしたことからすれば、そうした説得力や彼女自身の人気度から見て、政治家デビューもあり得る話だ。
女優は恋愛や結婚を肥やしにしながらは大きく成長を遂げてゆくが、大物政治家の妻の顔を持ち、キャスター兼タレントの立ち位置で安定した存在感のある滝川クリステルの成長の肥やしとは一体何なのだろうか?大いなる好奇心とともに彼女の成長ぶりを見守りたいと思う。